分かりづらい分野でしょうが、その道の経験者が細かく説明。
いいエンジニアの条件とは、一体なんなのでしょうか。エンジニアとひとくちにいっても、実にさまざまな種類のエンジニアがいるため、その条件を挙げるというのも難しいところがあります。しかし、どんなエンジニアにも共通する条件がいくつかあります。まずは、行動力があることです。エンジニアは専門的技術を武器に、システムや製品を作りだしていきますが、アイディアが浮かんだらすぐに作りだすぐらいの気持ちが大切です。もちろん実際に作ろうと思うと、さまざまな問題があるのですが、全体の流れを考えて全部自分でやってみようぐらいの気持ちで動ける人が、結果、いい仕事ができるようです。また、自分が持っている技術や能力を広く応用できる力も必要です。せっかくいいものを持っていても、それを活用できないのでは、宝の持ち腐れです。できないことがあっても、どうやったらできるか考えたり、さまざまな情報をいろいろなところから得たり、その情報をうまく組み合わせたり、そのようなことを積み重ねていくうちに、できることが広がっていい仕事につながっていくことが増えてくるでしょう。そのような意味では、ツイッターやフェイスブックなどで何かしら情報発信している人が強いといえます。まず世の中の情報を知ること、そして、自分でも発信すること。そして、その発信によって新しい知識や情報が得られることもありますので、このようなツールは、とても強い味方になってくれるはずです。その流れでいうと、コミュニケーション能力もいいエンジニアの条件といえるでしょう。ネットでのコミュニケーションはもちろんのこと、会社内、プロジェクト内、社外の人やクライアントなどとうまくコミュニケーションを取ることが必要とされます。コミュニケーション力があるということは、決しておしゃべりというわけではなく、必要な情報を正確に出し、相手の言うことをしっかり聞いて理解できるということです。そうしていくうちに信頼感が生まれてきて、これもまたいい仕事につながっていくはずです。そういう意味では、自分の意見や作品をしっかり説明、アピールできる発言力や文章力、説得力も大切といえます。このようにいいエンジニアの条件はさまざま考えられます。ただし、これらはエンジニアに限らず、あらゆる仕事をする人にとって重要なポイントともいえます。これからエンジニアを目指す人はもちろん、どんな仕事をするにあたっても、この辺りは大切にしたいところです。