知ってるようで知らない豆知識かもしれませんが、業界出身者が丁寧に説明。
エンジニアとひとくちにいっても、実はさまざまな種類のものがあります。例えば、ITエンジニア、モノづくりエンジニア、機械系エンジニア、化学系エンジニア、建築・土木系エンジニアなどです。何に対するエンジニアなのかによって、その仕事内容はガラリと変わります。例えば、ITエンジニアはその名の通りIT関連システムのプログラマーやシステムエンジニアのことをいいます。システムエンジニアは、ソフトウェアの設計や製作の流れなどをつかさどる仕事です。必要な機能をシステムに盛り込んで、期日までに構築させるのが仕事になります。プログラマーは、システムエンジニアの指示に基づいてプログラム言語を使ってソフトウェアをプログラミングするのが仕事です。このほか、ネットワークエンジニア、データベースエンジニアなどもいます。それから、モノづくりエンジニアは、その名の通りモノづくりを行うエンジニアのことです。高い技術力を駆使して、独創的な製品を作るのが仕事です。例えば、ロボットを作るのは、モノづくりエンジニアです。ロボットにはさまざまな機能を持たせますが、それらの情報をロボットの中に組み込んでいきます。最近、さまざまなロボットが作られますが、それの基礎を作っているのがモノづくりエンジニアというわけです。機械系エンジニアは、プラントの基本設計を行ったり、構築、運用、メンテナンスを行うのが仕事です。機械工学系の専門的な知識が必要になります。また、化学系エンジニア、石油や鉱物などからモノを作りだすプロセスを構築・マネジメントするのが仕事です。化学工学系の専門的な知識が必要になります。それから、建築・土木系エンジニアは、建築や土木の専門知識を駆使して、建物を建てたり公園を作ったりまちづくりをするときなどに活躍します。このようにエンジニアといっても、その内容は実にさまざまだということが分かるのではないでしょうか。しかも活躍のフィールドもそれぞれ違い、さらにそのフィールドはどんどん広げていける環境にあります。これからエンジニアを目指すという方は、エンジニアの中でも何になりたいのか、そして、どのようなフィールドで活躍したいのかを考えておくことが重要です。それによって必要とされることが違ってきますので、その必要な知識を身につけることで、夢に一方でも早く近づけるはずです。どのようなエンジニアがあるのかまずは知って、仕事の研究をしてみるのもおもしろいかもしれません。
Lamp 案件